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韓国の伝統茶・フレーバーティーで日本市場へ — オーソルロックが示すプレミアム茶ポジショニング(2026年)
TL;DR
韓国茶の代表ブランド OSULLOC(オーソルロック)は済州島の火山環境で栽培される有機緑茶で、1979年に創業した(OSULLOC — Our Story)。同社の茶は日本の世界茶コンテスト(静岡)で 2009、2011、2014、2021 年に金賞を獲得しており、日本市場でのプレミアム認知は確立されている(OSULLOC US)。韓国の中小フレーバーティーブランドが日本に入る経路を構造的に理解する。
1. 日本の茶市場の構造 — どこにスペースがあるか
日本の茶市場は緑茶(伊藤園、伊右衛門、生茶)と紅茶(午後の紅茶、TWG)の二大ブランドが棚を占めるが、フレーバーティー(フルーツ、花、ハーブブレンド)は LUPICIA、Royal Copenhagen Tea、TWG が中価格帯〜高価格帯を占める。韓国のフレーバーティーが入るのはこの中価格帯と、新興の "K-tea" 健康ポジショニング。
2. オーソルロックの製品ラインから学ぶフレーバー戦略
OSULLOC のラインアップは Pure Green Tea、Flower Scented Green Tea、Camellia、Tangerine、Honey Pear、ハーブブレンド(Song of Wind、Sunny Hill、Moon Walk)と韓国固有素材を生かした商品名で構成 (OSULLOC Product)。済州島ブランディング(火山土壌・有機栽培)を一貫させ、ストーリーで差別化している。
3. 日本での販路 — どこから始めるか
(1)LUPICIA / カルディ / 成城石井 などの専門茶チャネルが入口、(2)アマゾン JP の Premium Tea カテゴリーで EC ローンチ、(3)三越伊勢丹デパ地下の海外茶コーナーは中価格帯(30〜80袋 2,500〜5,000円)。コンビニ茶飲料は日本企業の独占でほぼ入れない。
4. 食品衛生法と輸入時の注意点
茶は食品衛生法に基づく食品輸入届け出が必須。残留農薬は日本のポジティブリスト制度に従い 800 種以上の検査基準(厚生労働省 — 輸入食品安全)。有機表示には JAS 有機認証または海外認証の同等性。香料添加品の場合、食品添加物リスト(既存添加物名簿)への適合確認が必要。
5. 価格・MOQ の目安
業界推定:ティーバッグ 20袋ボックス、MOQ 5,000ボックス、FOB Busan→Yokohama USD 1.20〜2.50/箱(茶葉グレード次第)。直接 RFQ 必須。日本小売価格は 880〜1,800円が中価格帯フレーバーティーの相場。
アクションアイテム
(1)残留農薬検査済みの試験サンプルを準備(韓国 KFRI または日本 JFRL の検査証付き)、(2)LUPICIA / カルディ MD 商談へのアプローチ、(3)済州島・智異山・宝城など産地ストーリーを日本語で整理。OSULLOC は "済州島火山土壌" 一本軸で勝った。中小ブランドも産地一本軸を作れば勝負できる。
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