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マッコリB2B輸入完全ガイド|免許・主要醸造所・調達実務
マッコリB2B市場の現況と可能性
日本の韓国酒輸入額は2022年に87億円を記録し、前年比34%増を達成した(財務省貿易統計)。このうちマッコリは約12億円を占め、低アルコール(6-8%)・乳酸菌含有という特性から、健康志向の20-40代女性層を中心に飲食店・小売チェーンでの導入が進む。
主要流通チャネルは焼肉チェーン(全体の42%)、韓国料理専門店(28%)、スーパー・CVS(18%)、その他業態(12%)に分布する。特に「生マッコリ」需要は2021年以降年率22%で拡大中だ。
酒類輸入に必要な免許と法規制
マッコリを日本に輸入・販売するには**酒類販売業免許(一般酒類小売業または卸売業)**が必須となる。税務署への申請から交付まで通常2-3カ月を要する。
必要な主要手続き
- 酒類販売業免許(国税庁管轄)
- 食品等輸入届出(厚生労働省検疫所)
- 酒税の納付(リットル当たり約120円)
- ラベル日本語表示(アルコール度数・原材料・輸入者名等)
韓国産マッコリは基本的にどぶろくに分類され、酒税法上「その他の醸造酒」扱いとなる。アルコール度数6-8%の製品が主流で、生マッコリは要冷蔵(0-10℃)管理が前提となる。
主要醸造所と製品ラインナップ
韓国国内シェアTop 4醸造所が日本市場の約78%を占める。
| 醸造所名 | 代表製品 | 国内シェア | 標準MOQ | 賞味期限 |
|---|---|---|---|---|
| Kooksoondang | 生マッコリ 750ml | 31% | 5,000本~ | 製造後90日 |
| Seoul Brewery | ヌルンジマッコリ | 19% | 3,000本~ | 製造後120日 |
| Woongjin | 柚子マッコリ | 14% | 3,000本~ | 製造後120日 |
| Baesangmyun | 百歳酒マッコリ | 14% | 2,000本~ | 製造後180日 |
Kooksoondangは1952年創業、全羅南道に醸造所を持ち、生マッコリで日本市場シェア1位を維持。Seoul Breweryはヌルンジ(おこげ)風味の差別化製品で焼肉チェーンへの導入実績が豊富。Woongjinは果実フレーバーマッコリに強みを持つ。
フレーバー展開では、オリジナル(57%)、桃(16%)、柚子(12%)、イチゴ(9%)、その他(6%)の順で人気が高い。
調達実務:MOQ・リードタイム・物流
標準的な取引単位
- FCLコンテナ:20ftで約1,200ケース(750ml×12本入換算)
- LCL混載便:最小200ケース~対応可能
- 航空便:50ケース~(リードタイム3-5日、コスト約3倍)
釜山港→博多港ルートが最短で、Sea輸送4-5日+通関1-2日で計6-7日。生マッコリはリーファーコンテナ(冷蔵)必須のため、通常便より輸送費が約40%増となる。
価格帯目安(CIF博多、2024年1Q)
- 生マッコリ750ml:FOB 620-780円/本
- フレーバーマッコリ750ml:FOB 680-850円/本
- PETボトル1L業務用:FOB 480-620円/本
最小発注は醸造所直接取引でMOQ 2,000-5,000本、韓国輸出商社経由で1,000本~対応可能なケースもある。
賞味期限と在庫管理の実務ポイント
生マッコリは製造後90日が一般的賞味期限で、日本到着時点で残存期間60-75日となる。このため、大手小売チェーンが求める「納品時残存2/3ルール」(賞味期限の2/3以上残存)をクリアする前提で、発注サイクルは月2回以上が推奨される。
在庫回転率の目安
- 焼肉チェーン:週次発注、在庫日数7-10日
- 韓国料理店:隔週発注、在庫日数14-20日
- 小売店頭:月次発注、在庫日数25-35日
常温流通可能な殺菌マッコリ(賞味期限180日)も選択肢となるが、風味・乳酸菌活性は生マッコリより劣る。業態・回転率に応じて製品タイプを選定すべきだ。
TOTARO活用によるソーシング効率化
韓国食品B2BプラットフォームTOTAROでは、マッコリ醸造所15社以上と直接商談可能で、サンプル請求・見積取得・コンテナ混載調整までワンストップ対応する。酒類輸入免許保有バイヤー向けに、通関サポート・ラベル日本語化テンプレート・リーファー物流パートナー紹介も提供中だ。
新規取り扱いを検討する飲食チェーン・輸入卸には、小ロット(200ケース~)テスト輸入から開始し、売れ筋SKUを絞り込む段階的アプローチが有効である。
FAQ
Q1. マッコリ輸入に特有の免許は必要か?
A. 一般的な酒類販売業免許(卸売または小売)で対応可能。マッコリ専用の特別免許は不要だが、国税庁への酒類輸入届が別途必要となる。
Q2. 生マッコリと殺菌マッコリ、どちらを選ぶべきか?
A. 在庫回転が月2回転以上なら生マッコリ、1回転未満または常温陳列が必須なら殺菌マッコリを推奨。生マッコリは風味・差別化に優れるが、冷蔵物流コストが約40%増となる。
Q3. MOQ 5,000本は多すぎる。小ロット調達は可能か?
A. 韓国輸出商社やTOTARO混載サービスを利用すれば、200ケース(2,400本)~から調達可能。ただし単価は直接取引より8-12%高くなる。
Q4. 日本語ラベルはどう準備するのか?
A. 韓国メーカーが英語ラベルを提供、日本側で酒税法対応の日本語シールを別途貼付するのが一般的。TOTARO経由ならラベルテンプレート・印刷業者紹介も可能。







