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韓国春雨・チャプチェB2B調達ガイド — 2023年日本輸入4,200トン
韓国春雨の日本市場構造 — 調理済み60%、乾燥40%の内訳
主要5社の製造能力と輸出実績比較表 — Ottogi年間12,000トン
調達3大リスク — 原料価格・リードタイム・為替変動への対策
OEM製造プロセス5ステップ — レシピ確定から輸出まで8〜10週間
業務用パッケージ3形態と価格帯 — FOB釜山¥2,800〜¥8,200
日本向け品質規格と検査項目 — 食品衛生法届出必須
TOTAROで韓国春雨メーカーと直接マッチング開始

韓国春雨・チャプチェ B2B調達ガイド|主要5社・MOQ・当面リスク対策

韓国春雨・チャプチェの日本B2B市場規模と構造

日本における韓国春雨の輸入量は2023年時点で約4,200トン(財務省貿易統計)。そのうちチャプチェ調理済み製品が約60%、乾燥春雨(タンミョン)が40%を占める。主な流通先は業務用(焼肉店・韓国料理店)45%、小売(スーパー・ドラッグストア)40%、通販・EC 15%。

韓国春雨はサツマイモでんぷん100%製造が主流で、中国製春雨(緑豆・馬鈴薯でんぷん混合)と差別化される。日本バイヤーが当面評価する点は 透明度・弾力・無漂白 の3要素。特にチャプチェ調理品では、醤油ベースのタレ配合と具材(しいたけ・人参・牛肉)の組み合わせが商品力を左右する。

主要5社の製造能力と輸出実績

韓国国内でチャプチェ・春雨を製造する主要メーカーは以下5社。各社の年間生産能力と日本向け輸出シェアを比較する。

メーカー年間生産能力(トン)日本向けシェア(%)OEM対応主力製品
Ottogi12,00028可(MOQ 5,000kg~)チャプチェセット(冷凍・常温)
Sempio8,50018可(MOQ 3,000kg~)乾燥春雨200g/500g
Haioreum6,00015可(MOQ 1,000kg~)業務用チャプチェ1kg×10袋
Pulmuone5,20012不可(自社ブランドのみ)有機春雨・グルテンフリー
CJ Cheiljedang4,8009可(MOQ 10,000kg~)冷凍チャプチェ200g個食

Ottogiは釜山工場で24時間稼働、月産1,000トン体制。Sempioは忠清南道・牙山工場でISO 22000認証取得済み。Haioреumは中小メーカーだが、業務用1kg袋の柔軟なロット対応で日本の中堅卸に強い。

当面調達における3大リスクと対策

1. 原料サツマイモでんぷん価格変動

2024年韓国国内のサツマイモでんぷん価格は前年比+22%(韓国農水産食品流通公社)。中国産でんぷん混合製品が増加し、純韓国産の確認が必須。バイヤーは 原産地証明書(Certificate of Origin)と成分分析表(でんぷん比率) を必ず要求すべき。

2. リードタイム延長

釜山港→博多港の海上輸送は通常4日だが、コンテナ不足で現在68日。内陸輸送含め総リードタイムは3045日。当面在庫を最低2ヶ月分確保し、季節需要(冬季焼肉・鍋需要)の3ヶ月前発注が推奨される。

3. 為替リスク

2024年1月時点でKRW/JPY=0.116、年初比-3.2%のウォン安。契約時に 為替予約(Forward Contract) を利用するか、円建て決済(円/kg単価固定)を交渉する。Ottogi・Sempioは100万円以上の取引で円建て対応可能。

OEM製造の実務プロセスと最小ロット

日本バイヤーが自社ブランドでチャプチェを製造する場合、以下の流れとなる。

  1. レシピ確定(タレ配合・具材比率) — 2週間
  2. サンプル製造(100kg) — 費用30万50万ウォン(約3.56万円)
  3. 商品登録(韓国食品医薬品安全処 MFDS) — 3~4週間
  4. 初回生産(MOQ 1,000~10,000kg、メーカーにより異なる) — 4週間
  5. 輸出通関・船積 — 1週間

HaioреumはMOQ 1,000kgから対応、包装デザイン変更も可能(版代15万ウォン=約1.8万円)。Ottogiは自社ブランド優先のためOEM枠が限定的、年間契約(最低年間60トン)が条件。

業務用パッケージと価格帯

業務用チャプチェの標準パッケージは以下3形態。

  • 冷凍チャプチェ 200g×50袋 — FOB釜山 ¥4,200~5,800/カートン
  • 乾燥春雨 500g×20袋 — FOB釜山 ¥2,800~3,600/カートン
  • 業務用チャプチェ 1kg×10袋 — FOB釜山 ¥6,500~8,200/カートン

価格はでんぷん純度・具材有無・包装形態で変動。20ftコンテナ(最大積載20トン)で輸入する場合、混載でカテゴリー別に3~4品目を組み合わせるのが一般的。

品質管理と日本向け規格適合

韓国製春雨を日本に輸入する際、食品衛生法に基づく届出が必須。主な検査項目は以下。

  • 残留二酸化硫黄(漂白剤) — 0.030g/kg以下
  • 細菌数 — 100,000/g以下
  • 大腸菌群 — 陰性
  • アレルゲン表示 — 小麦・大豆(醤油タレ使用時)

Ottogi・Sempioは日本向け輸出専用ラインでHACCP認証取得済み、検査成績書(Certificate of Analysis)を毎ロット発行。中小メーカーから調達する場合、日本の輸入者が自主検査(費用8~12万円/ロット)を実施するケースが多い。

FAQ

Q1. 韓国春雨とチャプチェの違いは何か?
A. 春雨(タンミョン)は乾燥麺そのもの。チャプチェは春雨を茹でて醤油ベースのタレ・野菜・肉と炒めた調理済み製品。日本市場ではチャプチェ冷凍品が業務用で需要が高い。

Q2. MOQ 1,000kgは何食分に相当するか?
A. チャプチェ1食200gとすると5,000食分。焼肉店30店舗×月間販売50食×3ヶ月分=4,500食に相当し、中規模チェーン向けの最低ロット。

Q3. 為替変動リスクを最小化する方法は?
A. ①円建て契約(年間100万円以上で交渉可)、②為替予約(銀行経由、手数料0.5~1.0%)、③四半期ごとの価格見直し条項を契約書に明記、の3つが実務的。

Q4. OEM製造でオリジナルタレ配合は可能か?
A. 可能。ただしタレ試作に23回の往復が必要(各回サンプル費用35万円)。辛さ・甘さ・ごま油比率を日本人の嗜好に合わせる調整が一般的。Haioreum・Sempioが柔軟に対応。

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